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Schizas 腰部脊柱管狭窄 MRI 形態分類(A1–A4 / B / C / D)

用途腰椎 MRI 所見での中心管狭窄の記載、外来・術前カンファレンスでの用語統一、経過比較。

各分類の模式図(T2 横断像の模式・上が腹側、下が背側)

A1狭窄なし〜軽度神経根は背側にあり、硬膜管面積の半分未満。脳脊髄液ははっきり見えるが分布は不均一。
A2狭窄なし〜軽度神経根は背側で硬膜に接し、馬蹄形に並ぶ。脳脊髄液ははっきり見えるが分布は不均一。
A3狭窄なし〜軽度神経根は背側にあり、硬膜管面積の半分を超える。脳脊髄液ははっきり見えるが分布は不均一。
A4狭窄なし〜軽度神経根は中央にあり、硬膜管の大部分を占める。脳脊髄液はまだ見え、分布は不均一。
B中等度狭窄神経根が硬膜管全体を占めるが1本ずつ区別できる。脳脊髄液がわずかに残り、硬膜管は顆粒状に見える。
C高度狭窄神経根を区別できず、硬膜管は均一な灰色で脳脊髄液信号なし。後方硬膜外脂肪は残る。
D最高度狭窄神経根を区別できず脳脊髄液信号なし。後方硬膜外脂肪も消失。

脳脊髄液(高信号)神経根硬膜外脂肪· 模式図であり実画像ではありません

層別A:なし〜軽度、B:中等度、C:高度、D:最高度。

限界形態分類は臨床症状の評価にも、硬膜管断面積などの定量計測にも代わるものではなく、互いに補完します。 · 中心管のみの評価です。 · 評価は T2 横断像の単一スライスに基づく。

出典Schizas C, Theumann N, Burn A, et al. Qualitative grading of severity of lumbar spinal stenosis bas…

⚠️ ブラウザ内ローカル計算(PHI 非送信)。医師向け参考であり、臨床判断の代替ではありません。
端末内の記録。再訪リマインダー用

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方法論 · 代入例・ガイドライン要点・詳細

適用場面

腰椎 MRI 所見での中心管狭窄の記載、外来・術前カンファレンスでの用語統一、経過比較。中心管のみを評価し、外側陥凹・椎間孔は別に記載します。

入力項目

  • 椎間高位(任意・所見文用) · 任意 · 選択
  • ① 硬膜管内に脳脊髄液の高信号が見えるか · 選択
  • ② 神経根が硬膜管全体を占めているか(①で「見える」の場合) · 任意 · 選択
  • ③ A の亜型:神経根の位置(②で「占めていない」の場合) · 任意 · 選択
  • ④ 後方硬膜外脂肪は残っているか(①で「見えない」の場合) · 任意 · 選択

計算方法と公式

手順1:硬膜管内に脳脊髄液信号があるか。
  ある → 手順2:神経根が硬膜管全体を占めるか。
    占めない → A。神経根の位置で A1(背側・半分未満)、A2(背側・硬膜に接し馬蹄形)、A3(背側・半分を超える)、A4(中央・大部分)。
    占めるが区別可 → B。
  ない → 手順3:後方硬膜外脂肪があるか。
    ある → C、ない → D。

最も狭い椎間板高位の T2 強調横断像を用います。脳脊髄液→神経根の区別→背側硬膜外脂肪の順に見ます。原著(Schizas 2010、95 例)では検者内 κ=0.65、検者間 κ=0.44。Weber 2015、Lønne 2014 は検者間一致を substantial と報告し、Ko 2020 は初学者でも習得しやすいことを示しました。

計算例(数値代入)

以下の数値は本ツールの入力欄に定義された例示値であり、本ページの数式でサーバー側で実際に計算したものです。計算過程を素早く確認できます。代入方法の例示のみで、臨床上の助言ではなく、実在する症例でもありません。

椎間高位(任意・所見文用)L3/4
① 硬膜管内に脳脊髄液の高信号が見えるか見える——脳脊髄液の高信号あり
② 神経根が硬膜管全体を占めているか(①で「見える」の場合)占めていない——脳脊髄液がはっきり見え、分布は不均一
③ A の亜型:神経根の位置(②で「占めていない」の場合)A2 — 神経根は背側、硬膜に接して馬蹄形に配列
④ 後方硬膜外脂肪は残っているか(①で「見えない」の場合)残っている——後方硬膜外脂肪あり

→分類 · 狭窄なし〜軽度Schizas A2

  • 狭窄の程度:狭窄なし〜軽度
  • 定義:神経根は背側で硬膜に接し、馬蹄形に並ぶ。脳脊髄液ははっきり見えるが分布は不均一。
  • 判定経路:脳脊髄液あり → 神経根は全体を占めない → 位置で亜型
椎間高位(任意・所見文用)L1/2
① 硬膜管内に脳脊髄液の高信号が見えるか見える——脳脊髄液の高信号あり
② 神経根が硬膜管全体を占めているか(①で「見える」の場合)占めていない——脳脊髄液がはっきり見え、分布は不均一
③ A の亜型:神経根の位置(②で「占めていない」の場合)A1 — 神経根は背側、硬膜管面積の半分未満
④ 後方硬膜外脂肪は残っているか(①で「見えない」の場合)残っている——後方硬膜外脂肪あり

→分類 · 狭窄なし〜軽度Schizas A1

  • 狭窄の程度:狭窄なし〜軽度
  • 定義:神経根は背側にあり、硬膜管面積の半分未満。脳脊髄液ははっきり見えるが分布は不均一。
  • 判定経路:脳脊髄液あり → 神経根は全体を占めない → 位置で亜型

結果の判読と層別

A:なし〜軽度、B:中等度、C:高度、D:最高度。原著では C・D は保存療法不成功が多く、A・B は手術に至りにくかった一方、分類と術前 ODI・手術成績には関連がありませんでした。Mannion 2017(手術 157 例)は狭窄が強いほど患者評価の改善が大きいと報告し(D または DSCA<75 mm² で MCIC 達成のオッズ 4–13 倍)、Weber 2016(手術 202 例)は画像上の重症度と術前機能・1 年成績に関連を認めませんでした。治療方針は症状・所見・機能で決めます。

ガイドライン要点(独自整理)

  • 見るのは3点:脳脊髄液、神経根の区別、後方硬膜外脂肪。
  • 脳脊髄液あり:A(全体を占めない、A1–A4)か B(占めるが区別可)。
  • 脳脊髄液なし:C(後方脂肪あり)か D(後方脂肪なし)。
  • C・D は保存療法不成功が多いが、分類は手術適応そのものではない。

以上は該当ガイドラインの要点を本サイトが独自に整理したものであり、原文の引用ではありません。

注意点と限界

  • 形態分類は臨床症状の評価にも、硬膜管断面積などの定量計測にも代わるものではなく、互いに補完します。
  • 中心管のみの評価です。外側陥凹・椎間孔狭窄は別に記載してください。
  • 評価は T2 横断像の単一スライスに基づく。最狭窄レベルを選び矢状断も確認する。原著の検者間一致は中等度(平均 κ=0.44、検者内 0.65)で、境界例は「A4/B 間」と記載してよい。
  • 画像上の重症度と症状・機能の相関は一定せず、分類だけで手術を決めないでください。
  • 本ページの模式図は自作の模式であり実画像ではありません。判定は原著の定義に従います。
照合と出典 · 検証可能なガバナンス

参考ガイドラインと出典

  • Schizas C, Theumann N, Burn A, et al. Qualitative grading of severity of lumbar spinal stenosis based on the morphology of the dural sac on magnetic resonance images. Spine (Phila Pa 1976). 2010;35(21):1919-1924. PMID 20671589 · 出典 ↗
  • Weber C, Rao V, Gulati S, et al. Inter- and intraobserver agreement of morphological grading for central lumbar spinal stenosis on MRI. Global Spine J. 2015;5(5):406-410. PMID 26430595 · 出典 ↗
  • Lønne G, Ødegård B, Johnsen LG, et al. MRI evaluation of lumbar spinal stenosis: is a rapid visual assessment as good as area measurement? Eur Spine J. 2014;23(6):1320-1324. PMID 24573778 · 出典 ↗
  • Ko YJ, Lee E, Lee JW, et al. Clinical validity of two different grading systems for lumbar central canal stenosis: Schizas and Lee classification systems. PLoS One. 2020;15(5):e0233633. PMID 32459814 · 出典 ↗
  • Mannion AF, Fekete TF, Pacifico D, et al. Dural sac cross-sectional area and morphological grade show significant associations with patient-rated outcome of surgery for lumbar central spinal stenosis. Eur Spine J. 2017;26(10):2552-2564. PMID 28856447 · 出典 ↗
  • Weber C, Giannadakis C, Rao V, et al. Is there an association between radiological severity of lumbar spinal stenosis and disability, pain, or surgical outcome? A multicenter observational study. Spine (Phila Pa 1976). 2016;41(2):E78-E83. PMID 26352747 · 出典 ↗

ガイドライン全文の著作権は各学会・出版社に帰属します。 · データセット整理日 2026-10-22

よくある質問

よくある質問

Schizas 腰部脊柱管狭窄 MRI 形態分類(A1–A4 / B / C / D)は患者データをアップロードしますか?どこで計算しますか?
計算はブラウザ内でローカルに行われ、入力と結果はサーバーに送信されません。免許を有する医師向けであり、病歴・検査・施設プロトコルと合わせて解釈すること。診断や処方の代替ではありません。
Schizas 腰部脊柱管狭窄 MRI 形態分類(A1–A4 / B / C / D)は実際にどう計算しますか?計算例を示せますか?
代入値: 椎間高位(任意・所見文用) L3/4、① 硬膜管内に脳脊髄液の高信号が見えるか 見える——脳脊髄液の高信号あり、② 神経根が硬膜管全体を占めているか(①で「見える」の場合) 占めていない——脳脊髄液がはっきり見え、分布は不均一、③ A の亜型:神経根の位置(②で「占めていない」の場合) A2 — 神経根は背側、硬膜に接して馬蹄形に配列、④ 後方硬膜外脂肪は残っているか(①で「見えない」の場合) 残っている——後方硬膜外脂肪あり → 結果: 分類 · 狭窄なし〜軽度 Schizas A2(狭窄の程度: 狭窄なし〜軽度、定義: 神経根は背側で硬膜に接し、馬蹄形に並ぶ。脳脊髄液ははっきり見えるが分布は不均一。、判定経路: 脳脊髄液あり → 神経根は全体を占めない → 位置で亜型) 代入値: 椎間高位(任意・所見文用) L1/2、① 硬膜管内に脳脊髄液の高信号が見えるか 見える——脳脊髄液の高信号あり、② 神経根が硬膜管全体を占めているか(①で「見える」の場合) 占めていない——脳脊髄液がはっきり見え、分布は不均一、③ A の亜型:神経根の位置(②で「占めていない」の場合) A1 — 神経根は背側、硬膜管面積の半分未満、④ 後方硬膜外脂肪は残っているか(①で「見えない」の場合) 残っている——後方硬膜外脂肪あり → 結果: 分類 · 狭窄なし〜軽度 Schizas A1(狭窄の程度: 狭窄なし〜軽度、定義: 神経根は背側にあり、硬膜管面積の半分未満。脳脊髄液ははっきり見えるが分布は不均一。、判定経路: 脳脊髄液あり → 神経根は全体を占めない → 位置で亜型)
照合手順

照合と根拠

本ツールの数式と計算方法は本ページに明示しており、公開のうえ逐一照合できます。数式・係数・閾値は上記の権威ある情報源に基づき照合しています。 臨床ツール一覧 →

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