Kocher基準
用途小児の股関節痛で化膿性関節炎と単純性股関節炎を鑑別する場面。
層別Kocher 1999(PMID 10608376):予測因子 0–4 個で化膿性関節炎の確率は <0.2%、3.0%、40.0%、93.1%、99.6%。
限界単独で診断や方針決定には用いない。 · 病歴・診察・他の検査とあわせて解釈する。 · 医療専門職向け。
出典Kocher MS, et al. Differentiating between septic arthritis and transient synovitis of the hip in ch…
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方法論 · 代入例・ガイドライン要点・詳細
適用場面
小児の股関節痛で化膿性関節炎と単純性股関節炎を鑑別する場面。
入力項目
- 荷重不能 · 選択
- 発熱 >38.5 ℃ · 選択
- ESR ≥40 mm/h · 選択
- 白血球 >12×10⁹/L · 選択
計算方法と公式
荷重不能、発熱 >38.5 ℃、ESR ≥40 mm/h、白血球 >12×10⁹/L 各 1 点。0–4 個で <0.2%、3.0%、40.0%、93.1%、99.6%。
各予測因子をチェックして合計する。
計算例(数値代入)
以下の数値は本ツールの入力欄に定義された例示値であり、本ページの数式でサーバー側で実際に計算したものです。計算過程を素早く確認できます。代入方法の例示のみで、臨床上の助言ではなく、実在する症例でもありません。
| 荷重不能 | いいえ |
|---|---|
| 発熱 >38.5 ℃ | いいえ |
| ESR ≥40 mm/h | いいえ |
| 白血球 >12×10⁹/L | いいえ |
→予測因子数0/4
- 化膿性関節炎の確率(導出コホート):<0.2%
| 荷重不能 | はい (+1) |
|---|---|
| 発熱 >38.5 ℃ | はい (+1) |
| ESR ≥40 mm/h | はい (+1) |
| 白血球 >12×10⁹/L | はい (+1) |
→予測因子数4/4
- 化膿性関節炎の確率(導出コホート):99.6%
結果の判読と層別
Kocher 1999(PMID 10608376):予測因子 0–4 個で化膿性関節炎の確率は <0.2%、3.0%、40.0%、93.1%、99.6%。Caird 2006(PMID 16757758)では CRP が最も強い独立予測因子。関節液検査が基準。
ガイドライン要点(独自整理)
- 4 つの予測因子、各 1 点。
- 確率は導出コホートによる(Kocher 1999)。
- CRP が最も強い独立予測因子(Caird 2006)。
以上は該当ガイドラインの要点を本サイトが独自に整理したものであり、原文の引用ではありません。
注意点と限界
- 単独で診断や方針決定には用いない。
- 病歴・診察・他の検査とあわせて解釈する。
- 医療専門職向け。臨床判断の代替ではありません。
照合と出典 · 検証可能なガバナンス
参考ガイドラインと出典
- Kocher MS, et al. Differentiating between septic arthritis and transient synovitis of the hip in children. J Bone Joint Surg Am 1999;81:1662-70. PMID 10608376 · 出典 ↗
- Caird MS, et al. Factors distinguishing septic arthritis from transient synovitis of the hip in children. J Bone Joint Surg Am 2006;88:1251-7. PMID 16757758 · 出典 ↗
ガイドライン全文の著作権は各学会・出版社に帰属します。 · データセット整理日 2026-10-22
よくある質問
よくある質問
- Kocher基準は患者データをアップロードしますか?どこで計算しますか?
- 計算はブラウザ内でローカルに行われ、入力と結果はサーバーに送信されません。免許を有する医師向けであり、病歴・検査・施設プロトコルと合わせて解釈すること。診断や処方の代替ではありません。
- Kocher基準は実際にどう計算しますか?計算例を示せますか?
- 代入値: 荷重不能 いいえ、発熱 >38.5 ℃ いいえ、ESR ≥40 mm/h いいえ、白血球 >12×10⁹/L いいえ → 結果: 予測因子数 0 /4(化膿性関節炎の確率(導出コホート): <0.2%) 代入値: 荷重不能 はい (+1)、発熱 >38.5 ℃ はい (+1)、ESR ≥40 mm/h はい (+1)、白血球 >12×10⁹/L はい (+1) → 結果: 予測因子数 4 /4(化膿性関節炎の確率(導出コホート): 99.6%)
照合手順
照合と根拠
本ツールの数式と計算方法は本ページに明示しており、公開のうえ逐一照合できます。数式・係数・閾値は上記の権威ある情報源に基づき照合しています。 臨床ツール一覧 →